複数ディスプレイで表示領域を拡張している場合、メインディスプレイの右側にマウスを持っていくと、サブディスプレイにマウスが移動しますよね。
ただ、意外と勢いよくマウスを動かす方が多いはず。
今のディスプレイ上でマウスを使いたいのに、意図せず他のディスプレイにカーソルが移動してしまうことが、よくあると思います。
そんな小さなイライラを改善する方法を解説します。
この記事では、
- ディスプレイ拡張の初期設定は使いにくい
- ディスプレイ拡張でマウスを右側以外から移動させる方法
を説明しています。
ディスプレイ拡張の初期設定は使いにくい
ディスプレイ拡張を有効にして、メインディスプレイからサブディスプレイにマウスを移動させるためには、
このように、メインディスプレイの右側からサブディスプレイにマウスが移ります。
逆に、サブディスプレイの左側からメインディスプレイにマウスが移ります。
この設定には欠点があります。
- スクロールバーを操作するため、勢いよく右側にマウス動かすと、サブディスプレイにマウスが移る
- 表示しているアプリケーションを閉じようとして、勢いよく右上にマウス動かすと、サブディスプレイにマウスが移る
- サブディスプレイが物理的に右側にないので、操作に違和感がある
意外と右側からマウスを移動させる需要がありません。
マウス操作の癖
ディスプレイの端に移動させるため、いつも勢いよくマウスを操作している。
この癖が付いていると、ディスプレイ拡張しても、そのままの勢いでマウス操作してしまうため、意図せずサブディスプレイに移ってしまいます。
サブディスプレイが物理的に左側にある場合
メインディスプレイからの操作で、マウスを右側に移動すると左側に置いてあるサブディスプレイに表示され違和感を感じている。
本当は左側に置きたいけど、ディスプレイ拡張の設定を優先させるため、右側にサブディスプレイを置いている。
中にはそんな方もいらっしゃるかもしれません。
ディスプレイ拡張で効率が下がる
せっかくディスプレイ拡張で効率UPを図ろうとしたのに、イライラして逆に効率DOWN。
かくいう私もそんな経験をして、一時期ディスプレイ拡張をOFFにしていました。
そんなイライラを改善すべく、今すぐ設定を見直しましょう。
ディスプレイ拡張でマウスを右側以外から移動させる方法
マウスが勝手にサブディスプレイに移動しないようにする設定方法です。
まず、左下にあるスタートメニューから「設定」ボタンをクリックします。
Windowsの設定画面が表示されますので、「システム」をクリックします。
ディスプレイのイメージ図があります。
初期設定は左側1がメインディスプレイ・右側2がサブディスプレイとなっています。
一見、見落としがちな設定ですが、ここが元凶の設定元です。
実は、ディスプレイ同士が重なっている部分が、マウスを行き来できる場所になっています。
そのためディスプレイ拡張の初期設定は、メインからサブへの移動は右側になっています。
この設定を変更するためには、このイメージ内で、1、2どちらでもいいのでディスプレイをドラッグして好きな位置に移動させます。
メインとサブが重なっている部分が、マウスが行き来できる場所に変更されます。
移動後、「適用」ボタンをクリックします。
これで、メインディスプレイとサブディスプレイのマウスの行き来を、実際のディスプレイ配置や自分の癖に応じて、最適な場所に設定することができます。
ちなみに私の設定は以下です
ギリギリを攻めています…!
勢いよく右側にマウスを移動しても、サブディスプレイにマウスが移動しません。
これで、ディスプレイ拡張しても効率的に作業が進められます。
ぜひディスプレイ拡張を便利に活用してくださいね。