思わず衝動買いしそうなほど安価で、コンパクトで高性能なポータブルSSDのレビュー記事です。
- レビュー対象:バッファロー SSD-PMU3A
- レビュー内容:サイズ感、性能、デメリット、ライバル機器
一昔前までデータの持ち運びは、手軽で軽量コンパクトなUSBメモリが主流でした。
ただ現在においては、多少値段を上乗せすればUSBメモリ同等のコンパクトで読み書きスピードが格段に上がったポータブルSSDの方が使い勝手が抜群です。
今買うならUSBメモリではなくポータブルSSDの方が間違いなく良いでしょうね。
そんな外付けポータブルSSDを買うときの参考にしてください。
SSD-PMU3Aシリーズの種類
バッファローが提供しているSSD-PMU3Aの種類についてです。
2017年4月に発売開始してブラック、シルバー、レッドなどのカラーや、120GBから480GBまでの容量がありましたが、現在はブラックの120GB・240GBの2種類のみとなっています。
カラー | 容量 | 型番 | 状況 |
---|---|---|---|
ブラック | 120GB | SSD-PM120U3A-B | 販売中 |
ブラック | 240GB | SSD-PM240U3A-B | 販売中 |
ブラック | 480GB | SSD-PM480U3A-B | 発売終了 |
シルバー | 120GB | SSD-PM120U3A-S | 発売終了 |
シルバー | 240GB | SSD-PM240U3A-S | 発売終了 |
シルバー | 480GB | SSD-PM480U3A-S | 発売終了 |
レッド | 120GB | SSD-PM120U3A-R | 発売終了 |
レッド | 240GB | SSD-PM240U3A-R | 発売終了 |
今後、入手できるのはブラックの120GBか240GBの2種類となっています。
SSD-PMU3Aの外観
実際に開封して、サイズ感をUSBメモリと見比べてみました。
付属品一覧
付属品は以下の通りでした。
- SSD本体
- USBケール部
- フェライトコア
- 説明書
サイズは小さくて薄い
SSD本体のサイズは縦80mm・横49.5mmと、めちゃめちゃコンパクト。最初持った時はこれが本当にSSDなの?と思ったほどでした。
ここまで小さくなるものなんですね。
USBメモリとサイズを比較
実際に手持ちのUSBメモリと比べてみましたが、ほぼ持ち運びにおけるサイズ感でのデメリットはないと思います。
SSD-PMU3Aの性能(データ転送スピード)
次に、データ転送スピードを見てみましょう。
SSDとUSBメモリをそれぞれ「CrystalDiskMark 7.0.0」で測定しました。
SSD-PMU3Aの読み書きスピード
SSD-PMU3Aの120GB容量での測定スピードです。
公式で謳っている測定値以上のスピードがありました。
(使用したPCの性能も関係していると思います)
USBメモリの読み書きスピード
同じPCで、USB3.0対応のUSBメモリも測定しました。
スピードは段違いですね。特に書き込みスピードは比較にならないほど、SSDの方が速い結果になりました。
SSD-PMU3Aの付属オプション
続いて付属オプションです。
無料で使える暗号化ソフト
暗号化ソフトウェア対応とパッケージには買いてありますが、バッファローのHPからソフトをダウンロードして使う方法です。
「SecureLock Mobile2」が暗号化ソフトになります。
詳しい使い方はこちらに載っています。
>>ハードディスク/SSD/USBメモリーを暗号化したいです。(SecureLock Mobile2)
データ復旧サービス
ちなみに、「データ復旧サービス」も書かれていますが、こちらは有料(税別10,000円)によるサービスになりますので、ご注意ください。
SSD-PMU3Aのデメリット
物理的サイズも非常にコンパクトで、データ容量やデータ転送スピードもUSBメモリよりも優れていますが、1点だけデメリットがあります。
ケーブルが一番のデメリット
それは、PCと接続するためにケーブルが必要なことです。
しかもそのケーブルは「USB 3.0 A to microB」タイプのケーブルで、少々レアケーブルになります。
PCの接続側は通常のUSB端子なのですが、SSD側に接続する方がmicroBという形状の端子になります。
そのため、本体のSSDとケーブルの2つ同時に持ち運ぶ必要があります。
もしこのケーブルを紛失した場合、PCに接続できないばかりか、新しくケーブルを購入しようにも、家電量販店でも1,2点置いてあるかどうか。ネットで探そうにもなかなか見つけにくいといったケーブルでした。
SSD-PMU3Aの後継モデルが登場
発売開始が2017年04月と古く、既にいくつかの種類が販売終了となっています。
その背景は後続モデルが発売になったからです。
それが「SSD-PSMU3シリーズ」になります。
SSD-PSMU3シリーズ
今まで紹介していた「SSD-PMU3A」よりさらにコンパクトになり、2020年3月に発売開始となりました。
カラーや容量もバリエーション豊富で、自分にあったコンパクトポータブルSSDが選べると思います。
ちょっと割高になりますが、こちらはさらにオススメです。
SSD-PMU3AのライバルになるポータブルSSD
SSD-PMU3A(又は後続モデルのSSD-PSMU3)のライバル機器を紹介します。
エレコムの「ESD-ECRシリーズ」
エレコムの「ESD-ECRシリーズ」になります。
カラーバリエーションや容量サイズ、コンパクトさと値段を考えると競合機器としてはこちらのポータブルSSDになります。
さらにこの商品の一番のメリットはケーブル一体型が大きな特徴です。
SSD本体とケーブルを別で持ち運びしなくとも、本体にケーブルが付属しているので、紛失のリスクを回避できますので、いざ使おうとしてケーブルを忘れた・失くした。といった事が起きません。
SSD-PMU3Aレビューのまとめ
今一番安く、コンパクトポータブルSSDを検討するなら、後続モデルが発売されモデル末期になっている「SSD-PMU3A」がオススメです。
メリット
デメリット
比較対象のその他ポータブルSSD
予算に余裕があるなら新商品としてさらにコンパクトになり、カラーや容量バリエーションが豊かな後続モデルの「SSD-PSMU3」
ケーブルの持ち運びや紛失を考え、踏みとどまってしまう場合には、エレコムのケーブル一体型「ESD-ECR」
もしコンパクトポータブルSSDを検討されているなら、ぜひ参考にしてください。