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【PC用】Gmailのラベルはフォルダ以上に振り分けやすい

Google

「Gmail」でメールの受信を行っていると、どうしても疑問に思うことがあると思います。

『受信したメールをフォルダで振り分けしたいが、どうやってフォルダを作ればいいの?』

 

実は、Gmailにはフォルダという概念がありません。
他のメールソフト同様にフォルダを作ってそこに受信したメールを移動・振り分けといった事ができません。

その代わり、Gmailには『ラベル』という機能が備わっています。

この『ラベル』機能を使うことで、フォルダ以上に便利にメールを整理してつかうことができます。

 

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フォルダとラベルの違い

フォルダとラベルの違いについては、簡単に言うと

  • メール自体をフォルダに移動するので、メールは1箇所のみからしか確認できない。
  • ラベルの整理方法は、そのメールに印を付けるだけなので、メールは複数の箇所から確認できる。

といったことになります。

考え方については、以下の通りになります。

 

フォルダの考え方

PC上でファイルの格納でも使っているフォルダの考え方と同様で、その場所にしかファイルが存在しません。

一般的なメールソフトのフォルダも同様で、例えば[受信ボックス]から[ネットショッピングA]というフォルダに受信メールを移動したら、そのメールは[ネットショッピングA]のフォルダの中にしか存在しません。

当たり前ですが、[ネットショッピングB]のフォルダの中には、そのメールは存在しません。

 

Gmailのラベル01

(※イメージ図)

 

ラベルの考え方

ラベルとは、印やタグといった役割になります。

メールに対してラベル(印やタグ)を付けることでき、そのラベルが付いているメールをひとまとめにして表示することができますので、フォルダと同様にメールを整理をすることができます。

また、一つのメールにラベルは複数付けることができますので、例えば[ネットショッピングA]と[ネットショッピングB]のラベルをつけることで、一つのメールを[ネットショッピングA]と[ネットショッピングB]のそれぞれから表示することができます。

そのため、一つのメールを複数の箇所から表示することができます。これがフォルダとラベルの整理方法の大きな違いです。

 

Gmailのラベル02

(※イメージ図)

 

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Gmailでラベルを作る方法

それでは実際に、ラベルを作ってGmailのメール整理方法を確認しましょう。

この記事内では、PCを使っての操作方法の画像を使用しています。

 

新しいラベルを作成してメールに振り分ける

まずは、Gmailサイトhttps://www.google.com/gmail/)にアクセスします。
(Googleアカウントにログインしていない場合は、取得済みのアカウントでログインしてください)

[Gmail]のメイン画面が表示されますので、「受信トレイ」からラベルを付けたいメールの左側にチェックを付け選択します。
その後、上部の「ラベル」アイコンをクリックします。

Gmailのラベル03

 

ラベルを付けるメニューが表示されますので、「新規作成」を選択します。

Gmailのラベル04

既に作成済みのラベルを付けたい場合は、この画面からそのラベルを選択するだけです。

 

新しいラベル作成画面が表示されますので、「ラベル名」を入力して「作成」ボタンを押します。

Gmailのラベル05

 

作成したラベルは左側メニュー内に表示されます。
また、選択していたメールには作成したラベルが付与されます。

Gmailのラベル06

 

これでラベル作成は完了です!

 

ラベルに色を設定する

このままでも良いのですが、せっかくなのでラベルに色を付けて、識別しやすくしてみましょう。

[Gmail]のメイン画面で、左側のメニューから色を付けたいラベルの右側にある「…」を選択します。
表示されたメニューから、「ラベルの色」を選択して、お好きな色を指定します。

Gmailのラベル08

 

ラベルに色を指定すると、左側メニュー内のラベル名アイコン。及び、そのラベルが付与されているメール上に色が付きますので、どのラベルが付いているのかが識別しやすくなります。

Gmailのラベル09

ラベルの下にラベルを作る方法

勘がいい方はお気づきだと思いますが、ラベルの下にもラベルを作ることができます。

ラベルの下にラベルを作る方法は、新規にラベルを作る方法とほとんど一緒です。
まず、そのラベルを付けたいメールを選択して、上部の「ラベル」アイコンから「新規作成」をクリックします。

Gmailのラベル10

 

ラベル作成画面で「ラベル名」を入力して、『次のラベルの下位にネスト』にチェックを付けて、どのラベルの下に作成するかを選択します。
※ネストという言葉が、そのラベルの下にラベルを作る意味と思ってください。

Gmailのラベル11
(ここでは、Amazonのラベルの下に「注文確認」というラベルと作ります)

 

これでラベルの下にラベルが作成され、指定したメールにもそのラベルが付与されます。

Gmailのラベル12
「Amazon」の下に『注文確認』のラベルが作成されました。

 

『注文確認』のラベルをクリックすると、ラベル作成時に選択していたメールが表示されます。

Gmailのラベル13

 

ちなみにこのメールには、最初に作成した「Amazon」のラベルも付いているので、「Amazon」のラベルを選択しても、このメールが表示されることになります。

 

ラベルだけを作る方法

いままでの手順では、ラベルを作ると同時に、選択しているメールにそのラベルを付与する手順でした。

メールにラベルをつけるのは後で整理しながら行いたいなどの場合、まずはラベルだけを作る方法もあります。

どこの画面からでもいいので、右側にある歯車マーク(設定アイコン)をクリックして、その中の「設定」を選択します。

Gmailのラベル14

 

設定画面が表示されますので、「ラベル」タブを選択します。

Gmailのラベル15

 

この画面で、ラベルを削除したり、ラベル名の編集などラベル全般の設定ができます。

 

「ラベル」タブで表示した画面の最下部に、ラベル項目がありますので、その中の「新しいラベルを作成」をクリックします。

Gmailのラベル16

 

ラベル作成画面が表示されますので、今まで通りラベル名を入力して「作成」ボタンをクリックします。
(ラベルの下にラベルを作る場合は、「次のラベルの下位にネスト」にチェックを付けて上位ラベルを指定します)

Gmailのラベル17

 

これでラベルだけの作成が完了です。

 

下の画像は、「Amazon」ラベルの下に「発送状況」ラベルを作った状態です。まだメールにラベルを指定していないので、「発送状況」ラベルをクリックしてもメールは表示されません。

 

このように、メールにラベルを付けることで、今までのメールソフトのフォルダ管理と同等以上にメールを整理できるようになります。

Gmailを使う時に必須な設定となりますので、ぜひ活用してください。
それでは、本日の手順は以上となります!